人に感謝される喜びがある介護ワークの話

需要が増えつつある介護士の仕事は、掃除や洗濯などの日常生活をサポートする生活援助と、入浴補助や排泄補助などを行う身体介護とがあります。どちらも困っている人のお世話をすることなので「人の役に立っている」と自覚できる仕事と言えるでしょう。

また、直接高齢者の方から「ありがとう」という感謝の言葉をもらえることも多く、十分にやりがいを感じられます。さらに、施設によっては、利用者の方に喜んでもらうために季節ごとのイベントや誕生日会などを企画しているところもあり、職員一同でこれらを行う中で、高齢者の笑顔に触れたり、この仕事に就いて良かったと思える瞬間に出会えることもあるようです。

それから、高齢者の方の自宅に訪問して介護サービスを行う場合は、利用者やその家族との間に密な信頼関係が築けるので、それがモチベーションになることもあるそうです。訪問当初はあまり緊張からか心を開いてくれない方も、訪問回数が増える度に少しずつ会話が増えたり、笑顔を見せてくれるようになり、その方の生活が向上していくのを実感できると、それはお金に変えられないほどの充実感につながることもあります。

さらに、介護士の仕事は働きながらキャリアアップが可能なため、成長意欲を掻き立てられる点も注目のポイントです。介護の仕事は、精神的にも、肉体的にも大変なことが多い仕事ですが、やりがいをきちんと認識しながら勤務することができれば、充実したワークワイフを送ることができるでしょう。